【経営お役立コラム3】パーソナルブランディングの手順①
本当の強みで差別化

STAFF BLOG2018.09.03

パーソナルブランディングの手順①本当の強みで差別化

 

ステップ1「強みを見つけて差別化」

 

最初のステップはあなた自身を同業他社と明確に「違う」と印象付ける差別化です。そのためには自分自身を客観的に分析し、自分の強みを知り、育てていくことが必要になります。この一連の作業のことを私たちは「自分のビジネスモデルづくり」と呼んでいます。そしてこのビジネスモデルが明確であることは多くの成功者の共通点でもあります。反してなかなか上手くいかなかった人の共通点は、いわゆるなんでも屋さんになっているということです。

 

パーソナルブランド構築における他との差別化は、人と違ったことを単にすればよいというわけではありません。目的は差別化した上でビジネスで成功できる、景気に左右されることなく安定して、仕事を継続的に獲得できる仕組みを作ることです。

 

企業のビジネスモデル構築の際には「経営資源」「顧客」「価値」の3つの視点で組み立てていくことがセオリーですが、個人事業主の場合も同様の切り口から考えることができます。自分とは何者なのか、何をしているのか、何ができるのかを分析することで、「本当のあなたの強み」を明確にしていきましょう。

 

具体的な作業に入る前に、この自己分析や強みの抽出でよく陥ってしまう失敗例をご紹介します。

 

●顧客から見た自分の強みや価値に気付かない。
●自分が強みと考えていることが、周りにとってはニーズがない。
●自分では強みと思っていたが、同じ土俵で戦う競合が多すぎる。
●強みを盛り込みすぎて、本当の強みが伝わらない。

 

自分ができることは自分自身にとっては大したことがないと感じてしまいやすく、過小評価しやすくなります。また、最終的に強みかどうかを判断するのは顧客でありマーケットです。相手からどう見えているか、どれくらい競合がいるかの影響を受けるということも忘れてはなりません。

 

また、非常に重要なこととして「強みを盛り込みすぎない」という点があります。「強みは多ければ多いほどいいじゃないか」と考えがちですが、そうでもないのです。第1回でも触れたとおり今や全世界にライバルがいる状況です。強みをたくさん盛り込むということは、その分、みずから競争相手を増やすということもでもあります。強みは磨き続け、伝え続けなければ簡単に他者に取って代わられてしまう時代であり、その反面、時間は有限です。誰でも1日24時間、1年は365日しかありません。ですから「時間配分と優先順位」つまり、「選択と集中」がポイントになるのです。

 

 

本当の強みの見つけ方

 

それでは、「経営資源」「顧客」「価値」の3つについて考えていきましょう。

 

まず、「経営資源」は個人事業主の場合「自分自身を知ること」と置き換えて考えてください。具体的な方法は、15秒で明確かつ具体的に顧客があなたを選ぶ理由を説明してみてください。また、1分間であなたの得意分野、自分が他の人には絶対に負けないといえるところを説明してみてください。答えられたでしょうか?

 

もし、すらすらと答えられた方は、それがまさにあなたの経営資源と言えます。明確にならないなと感じられた方は、以下の方法を試してみてください。

 

1.顧客や会社のスタッフ、経営者仲間から客観的な強みをいくつか抽出する。なぜ自分を選んでくれるのか、何を期待して選んでくれたのか、サービスを利用し続ける理由など。
2.その中から自分の好きな分野をピックアップする。
3.さらにあなたの得意分野に絞り込んでいく。

 

ポイントは、第三者の客観的な声を取り入れることと、「好き」なことに絞り込むことです。仕事なのに「好き」を優先するなんて…という方もいらっしゃるかもしれません。これには明確な理由があります。なぜなら、好きなことなら時間を惜しまず、苦痛なく勉強・鍛練を続けられるため、強みとして維持しやすいのです。

 

続いて「顧客」です。これは「マーケットと顧客を知る」と捉えて考えていきます。

 

実は「パーソナルブランドの構築」はあなた自身のことでありながら、「どこ」で勝負するかのマーケットを選ぶことでもあります。なぜなら、あなたの「パーソナルブランド」は顧客が評価するものだからです。「○○といえば、あなた!」と「誰に」評価してもらうのか、つまりどのマーケットを狙うのかをひとつだけ選択して、その分野でのパーソナルブランドを確立するまで深堀をすることが大切です。ひとつだけ選択する理由は、それによってより顧客から見た時の専門的なイメージが増すことと、限りある時間で深堀するのに効果的という2点があります。

 

最後に「価値」ですが、これは「あなたの強みを強化する」と置き換えます。強化し続けることで、他者の追随を許さないあなただけの価値、パーソナルブランドができあがります。大事なポイントは日々における「優先順位」と「時間配分」です。

 

全体の時間を「強みの強化」「新しいことへの取り組み」「弱みの克服」と分けた時、どの分野にどれだけの時間を割くのが理想的でしょうか?ひとつの目安として、全体の約6割を強みの強化へ、3割を新しいことへの取り組み、残りの1割を弱みの克服に振り分けて考えてみてください。1日10時間働いているとして、6時間、3時間、1時間と具体的に割り振ってみると、「優先順位」がいかに大切かが実感いただけるでしょう。

 

よく陥る落とし穴として、ついつい自分の弱点が目について「弱みの克服」を最優先してしまう人がいます。でも冷静になってみると、たとえ弱みを人並みレベルまで克服したとしても、その間にライバルが成長して、強みで太刀打ちできなくなったらその後どうなるでしょうか?ですから、あなたにアドバンテージがある強みを磨くことに一番多くの時間を割くことが重要といえるのです。

 

今回お伝えした「経営資源」「顧客」「価値」の3つを洗い出し、あなたの本当の強みをあらためて発見していってください。

 

 

今回のワーク

 

●あなたの「経営資源」「顧客」「価値」の3つを洗い出してみましょう。
●あなたの強みを15秒で伝えてみましょう。

 

 

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